自分に焦っているタイプには学び型の習い事

社会人の習い事として次に人気が高いのは、やはりスキルアップに直結する習い事です。社会人生活が長くなり、毎日の生活が順調にこなせるようになってくると、学生の頃のように必死に勉強する機会が少なくなってきます。そのことで今すぐに困ることはないけれど、自分の成長が止まってしまったようで焦りを感じることはありませんか?そんなタイプにおすすめなのは新しいことを勉強する学び型の習い事です。勉強というと、学生時代を思い浮かべて顔をしかめる方もいるかもしれませんが、自分の学びたいことを自分で選んで始めると、学生時代に嫌いだった科目に改めて興味が湧いたりするかもしれません。

学ぶジャンルは、簿記や医療事務など、自分の仕事に直結している習い事でスキルアップをはかるパターンや、外国語やパソコン関連など、新たに知識や技術を身につけるパターンなど、目的に応じて選ぶことができます。大人になって新しいことを学んで身につくのか心配する方もいるかもしれませんが、大丈夫です。社会人になって資格を取得して、新たなキャリアを築いている方もたくさんいます。社会経験を経てから新しいことを学ぶと、経験値がある分、吸収力や応用力が若い頃より増しているという説もあります。

今いる環境に不満があるなど、転職や独立を考えている方にとっても、習い事で新たな知識や技術を身につけることは、自分の自信にもつながり、転職の際の武器にもなるでしょう。学び系の習い事は一朝一夕に成果を出すのは難しいですが、資格をとる、試験に合格するなどの目標を定めて小さな目標をクリアしていく喜びもあります。また、資格や試験にこだわらず、自分の教養を高め、一生使える知識を学び続けることもできます。自分の性格に合ったペースで、じっくり取り組む学び型の習い事は、きっと取り組む人の内面を豊かにしてくれるでしょう。

仕事以外の私生活重視タイプには趣味追求型の習い事

仕事は満足しているけれど、私生活が充実していない方や、仕事はそこそこでいいから自分の生活に張り合いが欲しいというタイプにおすすめなのは、すぐに役立つ習い事ではなく、自分の好きな事をとことん追求する趣味追求型の習い事です。学生時代に好きだったことや、本当は続けたかったことはありませんか?または子供の頃にやってみたかったけれど叶わなかった夢はありませんか?そんな趣味を大人になってから再開することで、毎日の生活が一気に豊かに楽しくなるのではないでしょうか。大人になって改めて自分の好きなことに取り組みはじめると、多くの人の表情が明るく生き生きと変わっていきます。直接的に仕事や生活に役に立つ習い事ではなくても、やりたいことに生き生きと取り組んでいる姿は、周りの人の人気を集め、結果的に仕事にもプラスに働くかもしれません。

今特別な趣味がないという方もいるかもしれません。そんな方は子供の頃少し興味があったことや、今やってみたいこと、なりたい自分を思い浮かべてみると、意外と好きなことを思い出せたりするかもしれません。子供の頃に習っていた楽器を再び始めたり、憧れだった日本文化についてお稽古したり、創作に関する習い事もいいですね。これからプロになるわけではないのですから、一人前になれるだろうかと心配せずに、やりたいことに没頭できるのが、大人の習い事の醍醐味です。趣味の合う仲間と出会い、会社や家庭以外のネットワークができることで、視野も広がってくるでしょう。趣味の追求はゴールがあるわけではないので、一生通して楽しむ事ができます。自分のスタンスでのんびりペースダウンする時期があったり、がっつり取り組む時期もあったり、生活のペースに合わせて自由に取り組むことが、趣味を続ける秘訣かもしれません。

新しい出会いを求めるタイプは交流型の習い事

何か学んだり練習して身につけることはそれほど求めていないけれど、会社以外の新しい出会いが欲しいという人との関わりを求めるタイプにおすすめなのが、交流型の習い事です。もちろん多くの習い事が一人きりで行うことは少なく、教室内の生徒と一緒に学んだり、先生との交流があったりして、習い事を通して今までとは違う世界が広がっていきます。大人になると固定された環境で限られた人との交流が主になってしまうことが多いものですが、習い事を通じて今まで出会ったことのないタイプの人と出会えるのは、大きな魅力の一つと言ってもいいでしょう。

人との出会いを求める交流型には、個人ではなくグループで一緒に何かをやるような習い事がおすすめです。例えば、グループで会話を楽しむ英会話や、何人かで一緒に作るお料理教室、相手が必要になる社交ダンスなどです。何かを一緒に協力することを通して、交流が生まれ、深い付き合いのできる友人が見つかるかもしれません。実際に趣味や習い事を通して出会った人が長年の友人や、場合によっては伴侶を見つけることもたくさんあるのです。一緒に切磋琢磨する仲間に出会えることは、習い事の成長にもよい影響を与えるでしょう。

自分は社交的ではないからと不安に思う必要はありません。習い事の場合は会話が目的ではなく、あくまでも目的となるレッスンや勉強があり、それを通して参加者と会話をすることになるため、ただ交流会のように人と出会う場よりもずっと気楽に人と話すことができます。同じ目的を持って集まっているために、精神的な距離が始めから近いので、普段よりもリラックスして話せるのではないでしょうか。何より、自分の仕事や肩書きや年齢に関係なく、フラットな関係を築けるのも会社を離れた習い事だからこそです。