習い事をさせることのデメリット

習い事をさせうる上で考慮しておかなくてはならないことが、デメリットの存在です。いくら親が子供のために習い事をさせようと考えていても、子供にとってデメリットが大きくなってしまっては意味がありません。習い事を嫌いになるばかりか、習い事を強制する親と不仲になるという最悪のケースもありますので、始める前にどんなことが想定されるかを考えておくことが重要です。これらのデメリットと加味して子供にメリットが大きい場合は習い事をさせてみてもよいでしょうが、デメリットが大きすぎる場合は習い事の開始を見送ったほうが無難です。

まず子供にとって最大のデメリットと言えるのが「遊ぶ時間が減る」ということです。子供にとって遊びの時間というのは親が考えている以上に大切なことで、友達作りにも一役買っています。習い事によっては、週に複数回レッスンがある場合や、家で練習をしなくてはならない場合などがあります。この友達と遊べなくなることや、繰り返し行われる練習が嫌になって、習い事そのものが嫌いになる子供も少なくはありません。また、時間が無くなって困るのはなにも遊ぶ時間だけではなく、低年齢の子供であれば睡眠時間が足りなくなるという場合もあります。低年齢の子供は夜間の睡眠だけでは十分ではなく、お昼寝などを必要としていますが、レッスンの時間に眠気がやってくることもあり、その場合はレッスンにならないことがほとんどでしょう。

そして、時間の不足を感じるのは子供だけではなく親も同じです。家族でコミュニケーションをとる時間が減ったり、習い事によっては土日にレッスンや発表会などが開催されると出かける頻度も少なくなってしまいます。他に兄弟がいるのであれば、その子にも我慢させてしまう結果になるかもしれません。また、子供が低年齢のうちは習い事への送り迎えや付き添いなど、親にもある程度のまとまった時間が必要です。ある程度大きくなっても発表会や試合など、親が手伝いをする必要のある習い事もあり、休日に時間を空けておかなくてはならないこともあります。

親にとってのデメリットは、経済的な負担が挙げられます。1度道具をそろえれば使い続けられるが高価なものや、1つ1つの単価は低くても消耗品であったり体の成長に合わせて買い替える必要があったりとさまざまです。また、毎月のレッスン代も複数習うのであれば高額になります。発表会があるような習い事であれば衣装代や参加費用といった必要経費や、先生へのお礼代がかかることもあります。

子供に習い事をさせるのならば

子供にとって習い事というのはメリットもデメリットもあります。子供の成長を促すのに必ずしも習い事が必要というわけではありませんが、可能性を広げるためには有益な習い事も多くあります。そのため、デメリットもある程度は念頭に置きながら、何事も経験と子供に試させてみるというのもよいのではないでしょうか。過度な期待はせず、子供がやりたいようにのびのびと成長を見守ることが大切です。