子供が成長して小学生くらいになってくると気になってくるのが習い事です。可能な限り子供の才能を伸ばしてあげたいと思う親心から、できるだけのことをしてあげたいとは思いますが、問題になるのは月謝などの費用です。習い事の種類にもよりますが、一般に数千円から数万円は毎月かかります。安い習い事とは何かを検討していきます。

小学生に人気のある芸術系習い事とその現状

子供の習い事にかける費用の相場は平均で13,000円ほどとなっています。ただし小学生の高学年になってくるとこの費用は大きくなっていきます。その理由は5年生くらいから学習塾などに通い始める子供が多くなるためです。年齢別にもう少し詳しくみていくと、平均習い事数で未就学児約1.6、小学生低学年約2.0、小学生高学年約2.1となっています。また平均月額費用は未就学児約10,000円、小学生低学年約13,000円、小学生高学年約16,000円(2017年リクルート調べ)となっています。やはり習い事にかかる費用の相場は月額10,000円程度となっています。もちろん兄弟姉妹で通うことになるとその2倍が必要になってきます。

費用の相場を確認したら次はその内容です。「小学生に人気がある習い事にはどんな種類があるのか」について、まずは芸術系からまとめます。芸術系の習い事として人気があるのは「ピアノ」「バイオリン」「バレエ」「書道」といったところです。中でもピアノは最もポピュラーな習い事です。幼いころから始める子供が多く、1歳児から5歳児までの未就学児なら月額7,000円から8,000円程度が相場です。小学生になるとより専門的なコースに進むことになり月額費用も10,000円から15,000円ほどになります。ただし月額の授業料以外にも教材費が必要になりますし、何よりも大きな費用は家庭にも用意しなければならないピアノの代金です。グランドピアノというわけにはいきませんが、アップライトや電子ピアノ、キーボード程度でも数万円から数十万円は必要になります。より本格的に練習を進めていくと個人レッスンなどが必要になるケースもあり、その場合は一回のレッスンで10,000円ほどの謝礼を支払うことになります。

バイオリンはさらに費用のかさむ習い事です。授業料の相場は12,000円から20,000円ほどですが、バイオリンはピアノと異なり成長していく体格や手の大きさに合わせる必要から、定期的に楽器を買い替えなければなりません。小学生が使用する初学者用のモデルでも一挺数万円から十数万円は必要です。またピアノにも定期的に調律が必要なようにバイオリンも弦の張り替えや弓の買い替えなどが必要であり、こちらも定期的な出費となり費用がかさむこととなります。ピアノ同様に個人レッスンを受けるとその分の費用も必要になります。総じて音楽系の習い事は、子供がのめり込んで一生懸命に取り組むほど、必要な費用がどんどん膨らんでいくことになります。

バレエは初期費用がさほどかからない習い事です。用意するものはシューズや練習着などで月額授業料も10,000円ほどとピアノやバイオリンと比較して安く済ませることができます。ただし発表会などがあると会場使用費や発表会用衣装の準備などに費用がかかります。一度の発表会で数万円から十数万円が必要になるケースがあります。入会前に発表会などのシステムについて会場使用費の負担割合など確認しておく必要があります。

書道は芸術系の中で最も手軽に始められる習い事です。必要なものは筆や墨など書道道具一式のみです。しかも書道道具は小中学校でも使用しますから同じものを使用することが可能な分だけお得です。月額授業料も4,000円程度で済みますし、それ以外に必要なものも半紙や墨汁などの消耗品の補充、昇級試験の受験料程度ですから何万円もが一度に必要になることはありません。「字は体を表す」といいますからきれいな字を身につけておくと一生の財産にもなります。手書きの文字を目にする機会が減りつつある時代だからこそ、逆に注目が集まっています。