習い事をいくつか行うときに気をつけたいこと

1週間に3種類から5種類の習い事をしている子供は今や珍しくはありません。この時、どのようなことに気をつけなければならないでしょうか。これを理解することにより、子供の悩みを事前になくすことができ、無理なく通わせることができるようになります。まず、目的が明確になっていることです。ただ漠然となんとなく通っているだけでは、身になりにくいです。やはり、本人が通う目的を理解していることが重要になります。

毎回決まった時間に通っているだけでなく、通った時にどのようなことを身に着けてほしいのかを親は子供に対して問いかける必要があります。これにより、子供にやる気が出るだけでなく、通う意味が明確になりよりしっかりと学ぶでしょう。小学生ぐらいになれば、親の言っていることも理解できますので、子供にやる気が感じられるようならば、親もあまり口を出さずに前向きに子供の成長を見届けてあげましょう。

気を付けたいことの二つ目は、あまりハードスケジュールにならないことです。特に、1日2回習い事をしなければならない子供は、よほど好きな習い事でない限り精神的に負担が大きくなってしまいます。このような時でも、子供は自分の口から内心を吐露しないことも少なくありません。子供は何も言わないからといって、親の方で勝手に習い事の数を増やしたり、現状で満足しているはずだと勝手な推測はしないことです。もしかしたら、子供自身も毎日が忙しく感じることに対して、大きなストレスを感じているかもしれません。それにいち早く気が付いてあげることが出来ることが大事です。

注意したいことの三つ目は、習い事をいくつか掛け持ちをすることにより、時間的な拘束時間が増えてしまい、それ以外の大事なことに時間を使うことができなくなってしまうことです。習い事をするのは決して悪いことではありませんが、そのために学校の宿題ができなくなってしまったり、あるいは家族との時間がなくなって親との思い出の時間が減ってしまうとすれば本末転倒と言えます。そこで、もし習い事をこれから増やしたい場合には、子供の意見をしっかり聞くことが重要になります。親としては、可能なかぎり複数の習い事をさせている子供の表情や、さりげない言葉で判断することです。不満を表に出してくれないのならば、親の方で察するしかありません。

複数の習い事をする場合に親ができることは

小学生といっても6年生までありますので、学年によって習い事をしている数が随分と異なってきます。例えば、まだ入学したての小学校1年生と、もう少しで中学生になる小学校6年生では習い事の数が異なるのもうなずけるでしょう。もし、小学校1年生の時にあまり習い事をしていなかったけども、高学年になるにつれてもう少し習い事を増やそうとする場合には、親の方で、自分の子供が両立できるかを考えておいた方がよいです。

例えば、運動系の習い事をする場合、1日に2種類の運動系の習い事をさせるとかなり体力的な負担が大きくなってしまいます。そのため、曜日をうまく振り分けるか同じ日に二つの習い事を入れるとしても、運動系の習い事と学習系の習いごとを組み合わせるなどの工夫をする必要があります。例えば、火曜日にサッカーの練習をした場合そのあとにダンスレッスンなどの運動をすると、体力的な負担が大きくなってしまいます。ですが、サッカーの練習をした後に習字の習い事をするならば、それほど大きな負担になりにくいです。

また、単にほかの子供が習っているので習わせるのではなく、どのように子供を育てたいかを明確にしてから習い事をさせるべきです。理想としては、かなりたくさんの習い事をさせれば多才になるかもしれません。しかし、時間の関係上限界があります。当然子供の精神的な負担も大きくなりますので、絞り込むことが重要になるでしょう。

後は、可能なかぎり親が送り迎えをすることが重要になります。親も忙しいですので、1日中子供の面倒ばかりを見ているわけにはいきません。ですが、小学生の場合には少し遅い時間になると一人で行動するのは危険ですので、夕方以降は必ず親が送り迎えをするようにした方がよいです。また、大通りを越える場合や大きな川を渡って習い事の教室まで行く場合は、送り迎えが必須になります。もしそのような場面での送り迎えが難しいようならば、無理して習い事をさせるのではなく、別の習い事を辞めてから新たに習い事をさせるのがよいでしょう。つまり、親が子供に付き合える範囲内でいくつかの習い事をさせることです。