次々に習い事を増やさない方法とは

親の立場からすれば、子供にいろいろな経験をさせたいと考えるはずです。例えば、学校に通うことも一つの経験ですが、それに加えて将来的に体力をつけて欲しいならば水泳を習わせることや、サッカーや野球をやらせるのも一つの方法です。それ以外にも、文字をうまく書くために習字の教室に通わせること、素早く正確に計算できる能力が身につくようにそろばん教室に通わせることもできるでしょう。このように、子供の将来のことを考えると何から何までやらせなければ気が済まないという気持ちになって来る人も少なく有りません。

その気持も確かに重要ですが、そうするととにかく習い事の数ばかりが増えていくことになるでしょう。ただ、家庭によっては金銭的な問題があるだけでなく、限られた時間の中で子供に無理をさせている可能性があることを考えると、やはり複数の習い事の中で絞り込みは重要です。では、すべて必要だと感じているとすればどのように習い事を選択したらよいでしょうか。

結論としては、それぞれの習い事の中でゴールを設定することが重要になります。例えば、水泳教室に通う場合、最初は水に顔をつけることが難しいかもしれませんが、1年もするうちに水の中に潜ることや軽く泳ぐことぐらいはできるようになるかもしれません。2年もすれば、クロールや平泳ぎなどができる可能性が高まるでしょう。しかし、プロスポーツ選手などを目指すのでなければ、どこかでゴールを設定しなければメリハリが無くなる可能性も否定できません。将来的に習い事を増やしていくことを前提に考えれば、ゴールを設定せずにだらだらと通わせた結果、習い事だけで一杯一杯の生活になってしまうでしょう。そこで、水泳ならば25mクロールで泳ぐことができれば辞めるなどのように通う前の段階でゴールを決めて、結果が出たらきっぱりとやめるようにしましょう。そして、空いた時間に新しい習い事をして、またゴールを決めれば習い事だけで生活がパンクすることもなくなるでしょう。

そうはいっても、子供もその習い事が好きで通っている場合もあります。このような場合には、無理して辞めさせる必要はありません。もし、ほかの習い事もしたいと子供が言い出したならば、金銭的な問題がなければ3つから4つの習い事を同時並行でやらせることも必要です。ただ、この時子供に頑張れそうか聞くことが重要になります。小学生ぐらいになれば、子供も自分で意思表示をすることができるようになり、自分がどのような状況に置かれているのかもよく理解しています。そのため、親の都合で一方的に決めつけるのではなく、子供と同じ目線と考えて、現状を説明し本人に納得させることが重要です。もしいくつか1つの習い事を増やすことで生活に悪影響を及ぼすようならば、重要度の低い習い事を辞める勇気も必要になるでしょう。

いくつかの習い事をさせて学力が下がってしまった場合

習い事は、あくまで余裕があるときにさせるものです。子供の生活の中心は学校になりますので、学校の勉強がしっかりできていることが重要です。ところが、習い事を増やし過ぎてしまったために、学校の勉強についていけなくなるようなこともあるでしょう。よくある例としては、スポーツ系の習い事を毎週4回から5回ぐらいさせており、毎日宿題をする時間に集中力がなくなり、眠ってしまうような場合です。確かに、習い事をすることにより、専門的な能力が高まる可能性はありますが、習い事のせいで重要な勉強がおろそかになってしまうとすれば本末転倒になります。もし成績が下がった場合には、習い事の回数を減らすようにしましょう。特にスポーツ系の習い事を1週間に何度も行うと、体力のない小学生にとっては大きな負担になってしまいます。

もし、習い事を辞める場合には、しっかり子供に相談をすることも重要です。あくまで親は子供と同じ目線で考えることが重要です。勝手に習い事を解約したことを子供が後で知ったとすれば、親の信頼が失われてしまうこともあります。もし、習い事を辞めたくないと子供が言うならば、勉強も今まで以上に頑張れるか約束しましょう。

小学生にいくつかの習い事をさせるなら確実に知っておきたいこと

小学生にいくつかの習い事をさせるときのメリットは、様々な技術が身につく事や人間関係が広くなることです。ただ、たくさんの習い事をすることにより、子供に大きな負担がかかってしまうこともありますので注意が必要です。親は子供と相談して、どれを続けるべきかそして何を辞めるべきか考えることが必要でしょう。もし続ける場合には、明確なゴールを設定しておくとよいです。